言葉には言霊が宿る。
そんなお話を聞いたことはありませんか?
本日はそんな「言葉」についてのお話です。
言葉遣いって何だろう
先日、子供の頃のことを思い出しました。
美味しいものを家族みんなで食べている時に、決まって父が家族に言うことです。
家族みんなで食事をしている席でのこと
私「・・・・(もぐもぐ)」
ゆっくり休憩しながら食事をする私を見る父。
父「食べや」
見たらわかるくらい、一生懸命ゆっくり食べている私。
私「・・・・うん」
数分経って休憩に入っていると
父「食べや」
(私が食べ終わるまでエンドレス)
この一言って、大抵の方は気にならないと思います。ですが、私が昔からどうもこの言葉が苦手でした。言われるといつもこう思ってしまいます。
心が狭い私はいつもそう思ってしまっていました。
なんとなく、急かされているように感じてしまっていたんです。
大人になってわかる気遣い
大人になってみると、父親の優しさからくる言葉だとわかるようになります。ですが、幼い頃はどうも「急かされている、見たらわかることをどうして聞いてくるのか」とやきもきしてしまった思い出があります。
でもこれって実は言い方ひとつで変わったことに気づきました。社会に出て、社長から言われた時に「あぁ、それだけやったんか」と気づいたことがありました。
言葉遣いひとつでこんなに変わる
「食べや」 → 「食べてるか」
こう言い換えるだけで、お互いに気持ちの良い言葉になるんです。
命令形から、思いやりのこもった言葉に変わったんです。
受け手の気持ち次第といってしまえばそれまでのお話かもしれません。
ですが、気持ちの良い言葉遣いを目指したいと、改めて感じさせられた思い出でした。
言葉遣いって「気遣い」だった
皆さんも幼い頃、こんなことってありませんでしたか?
社会人になってから「目配り、気配り、心配り」の大切さを、これでもかと叩き込まれた私ですが、まだまだ未熟者で、一番近い存在の親からの言葉も汲み取れていないことを痛感しました。
もっと多くを学んでいかなくていけないとひしひし感じます。反省、反省。
言葉遣い一つでこんなにも人の心は変わってしまうんだなと思うと、日本語の奥深さはやはり世界に誇って良いものだと感じますね。
こちらの本もおすすめです。
父にも読ませてあげたい・・・。笑
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