「井の中の蛙 大海を知らず」
この言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょか。
でも、その言葉には続きがあることを知っていましたか?
本日は、和泉かねよしさんの「女王の花」に出てきたこんな言葉のメモ。
「井の中の蛙大海を知らず」 の意味とは
言葉を知っていても知らないことって多くあります。
わたしもさっそく調べてみました。
井の中の蛙大海を知らずとは、知識、見聞が狭いことのたとえ。また、それにとらわれて広い世界があることに気づかず、得意になっている人のこと。
引用:故事ことわざ辞典
中国の故事では、「井の中の蛙 大海を知らず」までとなっています。
「されど」からはじまる、自身の深みと理解
しかし、「女王の花」の主人公 聡明なる女王亜姫(あき)はこう答えます。
井の中の蛙大海を知らず。
されど、空の蒼さ(深さ)を知る。和泉かねよし「女王の花」より
意味としては狭い世界にいるからこそ、自分の道を究めることができたという意味です。
いまの自分を認め、受け入れることで見方が変わる
中国から伝わった後に付け足された、日本人が後に加えた解釈と考えられており、狭い島国だった日本だからこそ、そういう解釈が生まれたのかもしれませんね ^^
古風な漫画が好きで読みはじめた作品でしたが、孔子の教えなども出てきて非常に読み応えのある作品でした。
真に空の青さを知ってる人は少ない
小さな島国日本で、昔の人は世界の広さを知らなかった。でも、空の青さは知っていた。
そして、自分の可能性の大きさも知っていたのでじゃないでしょうか。
子供の頃、「自分はなんでもできる」と思っていた時ってありませんでしたか?
それがいつしか、いろんな世界を知るごとに「自分はこんなものだ」と諦めてしまう癖がついたように思います。それではいけないですよね。
世界の広さを知ることはとても大切なことです。でも、大きく飛び立つ前に、まずは着地点を目指さないといけません。対局を見極める力が大切です。そう思うと雁字搦めになってしまいますよね。でも、待ってほしい。
何歳になっても、何かを始めることに遅いことはないし、何歳になっても挑戦し続ける人こそが、真に空の青さを知っている人なのではないでしょうか。
それでは本日はここまで。
お付き合いいただきまして有難うございました ^^
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